◆◇◆ 4日め/黄龍〜成都 ◆◇◆ やっとやっとやっと、五彩池。 途中本当につらかったけど、やっとやっとやっと五彩池。 |
五彩池。 |
やっと、やっと着いた。息苦しい。立ってるのもしんどい。でももうすぐ。黄龍古寺の裏。もうすぐ。もうすぐ。
なんだこりゃ。 |
なんだこりゃ。ホース?しんどいのにこんなしょうもない写真は撮るワタシ。でも本当にしんどかったの。苦しかったの。ふらふらだったの。
澄んでる。 |
水が澄んでる。嬉しくなる。もうすぐだー。
おおお。 |
潅木がきれてくる。どんどん視界がひらけてくる。
山。 |
なんて山だろう?雪宝頂山だったかな?
雨がまた降り出した。 |
あんなに歩いたのに体は冷たい。震えるくらい寒かった。寒いけれど息があがってる。どきどきする。
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五彩池は大小700ほどの池からなる。ずっとずっと、見たかった景色が私を待ってる。これまで何年、ここに来たいと思っていただろう? やっとやっと五彩池。五彩池だ。九寨溝が有名になる前から、黄龍に来たいと思ってた。黄龍の五彩池。やっと夢がかなうんだ。
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緑や青い色した池が見えてくる。やっとやっと来たんだ。五彩池だ。
来た道。 |
来た道を振り返る。雨は降ってるけどそれほどひどくはないので、傘は出さない。
白い。 |
水底は白いところがある。どのくらい長い間、ここに積っているんだろう・・・黄龍自然保護区の中でもっとも高いところに 位置する五彩池。ここは真冬でも凍結することはないという。ここより低いところでも道は凍結し、交通不可になるというのに・・・。
水色。 |
ここは綺麗な綺麗な水色。水色でも、少し雲が切れて光がみえたり、違う場所からだと違う色になる。
また足元。 |
この白い色はなんでも映すんだ・・・・・・。寒くて息が苦しくて、歩くのも足が痛くてつらかったけれど、ここまで頑張って よかった。この色を見ることができて本当に良かった。前日の九寨溝より、ここに来たときのほうが嬉しかった。
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山が見える。 |
五彩池の周りはまだまだ高い山に囲まれている。この山々に降った雨水が、石灰岩層に浸透、伏流し、何万年後かに 湧き出てくる。そしてこの景色になる。なんて景色・・・・。なんて色・・・。
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青。 |
白から水色、綺麗な青へのグラデーションを眺めて楽しむ。なんて色。
しばらく私の周りには誰もいなくて、しゃがみこんで目の前の色を楽しんだ。 半年もすればロープウェイができて、ここまでこんなに苦労して歩かなくてもあっという間に来ることができるらしい。 それもいいけど、やっぱり、頑張った甲斐はあったと思う。苦しかったけど自分の足で歩いて登ってきてよかったと思う。
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お寺が見える。 |
しばらくして、道を進む。チベット教のお寺が見える。雨はまだ降っている。
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私は宗教をもっていないけれど、なんとなく、厳かな気持ちになってくる。何万年もの時間をかけて作られたこの景色。 このあたりでは私はあんまり写真を撮らなかった。ただ景色を夢中になって眺めていた。到着したらとりあえず酸素を吸おうと 思ってたけれどそれすら忘れていた。到着したら甘いもの食べながら景色を眺めようと思っていたけれど、一人でじっと ただ眺めていた。
人がいっぱい。 |
気がついたら周りに人も増えてきた。騒がしい中国人の声ではっと我に返った。・・・そうだ、これが現実だ。 これが中国だ。しばらくして夫が傍に来た。展望台にあがるという。 足がへろへろだった私はあがらず残るというと夫は嬉々としてあがっていった。どうしてあんなに元気なんだろう? ペルーのときもそうだ。行くことすらあんなに反対してあんなにモメてやっと行ったペルー。行きたかった私が高山病に倒れたのに 行きたがらなかった夫はめっちゃ元気で、ティティカカ湖を楽しんで・・・・今回もそうだ。私は足がガクガク、軽い眩暈も 時々するというのに、最初は中国行きを大反対した夫がどうしてこんなに元気でこんなに嬉しそうなんだ!?納得いかない・・・。
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ここからは展望台からの写真。
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小さく、私が写っている。
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同じツアーのおばさまと出会ったところ。おばさまは鮮やかなピンクの足カバーみたいなのをつけている。 レッグウォーマーみたいな、でも素材はビニールだったような・・・。
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傘をさした添乗員のお姉さまも追いついた。このお姉さま、めっちゃきっぷのよい感じのよいお姉さまでした。
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3人で話しているところ。添乗員さんは私に「旦那様はどうしたの」と笑いながら尋ねる。私は笑って「私ら別行動ですので 知りませーん」と答える。この旅行中いろんな人から何度も繰り返された質問と回答。あはははは。私はおばさまにカメラマンを頼まれる。
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私がおばさまを写しているところ。
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おばさまから、今度はあちらで写してくださいと頼まれているところ。
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私とおばさま、移動する。
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何故かひざまづいてるおばさまと写してる私。隣では中国人の親子が写真撮影。
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移動する添乗員のお姉さま。
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写真撮影を続ける私とおばさま。
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一人になった私。
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ぼーっと眺める私。かなり寒かった。このとき考えていたことは・・・・。
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私が見ていた景色。
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展望台からぐるりと遊歩道ができていて、高いところから見ることもできる。私はあがらなかったのでこの高さで ずっと五彩池を眺めていた。何年も何年も、ずっと来たかった黄龍。ずっと来たかった九寨溝。この2日間で 私の夢がまたひとつ、叶ったんだ。ベストな天候でも、ベストな体調でもなかったけれど、本当にきてよかった。 ここまで頑張って歩いてよかった。いつまでもここにいて、ずっと眺めていたかったけど時間が迫る。