2003.03.02



どうして集めているのか今となってはわからない、思い出せないものトップのワインのコルク。
桜貝は、1年に一度行くか行かないかわからないような場所なので遅々として集まらないし、でもガラス瓶にいれておくと綺麗だからまだいいが、ワインのコルク、どうしてこんなに集めてしまったのだろう?
最初の1個は覚えている。17歳の時だ。何故か記念に取っておこうと思い、それからなんとなく集まりだした。勿論ハタチまでは殆どお酒を飲まなかったのでそれこそハタチまでは2〜3個あったかどうか。17歳の時から10ウン年、気がつけばこの状態である。
少し乾かして蓋つきの大きな缶にぽんぽん放り込む。
初めて夫と飲んだのはスパークリングワインだった。この時のコルクは2つに割って断面にマニキュアを塗って固めて箸置きにしたがどうも使い心地が悪いのでやめた。
ワインのコルクの使い道としてはまず一番は箸置き。でもこれはもうしない。
次に聞いたことがあるのが、料理だ。シチューや煮込み料理で塩を入れすぎた場合、コルクを放り込むと塩気が薄れるのだとか。これはまだ試したことがない。
他には鍋敷きだの、額縁だのあるが、どれも「やってみよう!」とは思わない。
しかし飲むときには必ずコルクは握り締めているし、コルクを抜く人の手元なんて垂れ目を吊り上げて睨んでしまう。「ちゃんと綺麗に抜かないと容赦しないわよ!」てな勢いであろうか。
見比べてみるとお国によってサイズや柄が違うのが面白い。私の好きなドイツワインは結構シンプルなコルク。繊細な絵柄があるのはカリフォルニアだったりフランスだったり。
最近小さいボトルでもワインが売られている。少し飲みたいとき、一人で軽く飲みたいときにはちょうどいいサイズだが、コルクではないので買わない。でも普通のボトルを一人であけるにはちょっとしんどいなぁ・・・という時には潔く我慢する。
また、スパークリングワインも美味しいのだがコルクの形が円柱ではないので滅多に飲まない。
集めたからといって使い道が決まっているわけではないコルクも、ひとつの選択条件になっている。
何故、集めているんだろう?
何かいい利用方法、おもしろそうな利用方法、どなたか教えてください。



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