2003.03.02
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先月、熊本さんの個展で購入した陶箱。
柄入りはまず選ばない。見るにはいいけど買って使ってみたいとはあまり思わない私。
前回も焼き締めの湯呑みを購入し、今回はフンパツしてやっぱり焼き締めのコーヒーカップを購入しようとこっそり決意して出かけたらば焼き締めシリーズがない・・・・・。
私は丸いものより四角いものが好き。
ここで目についたものは陶箱だった。
会場に入ったとき熊本さんは他のかたとお話をされていた。1年以上前の前回の個展でお会いしただけだし、お話はしたけれど多分覚えてはおられないだろうと気軽にぐるりと壁際のものから見て回ることにした。大きな花器や灯がとても印象的。
どれもダイナミックで、男の人の造ったものだなぁと思うものばかり。でも模様はとても繊細。
少し見回った後で熊本さんとお話した。どうやら覚えてくださっていたようで、「そらちゃんのお友達の?」。
私にもっと陶芸の知識があれば、いろんなことを聞けて楽しいのに、と思いながら色々お話。でも知識のない私にもわかりやすいよう色々と説明してくださった。泥彩模様が面白くて、不思議だったので聞いてみた。土で彩色するなんてびっくり。泥彩模様の陶箱をリクエストしてみた。陶芸教室も、大阪で開かれるならいくんだけど、三重はちょっと遠いなぁ。相変わらず山崎まさよし似の男前で、もぉもぉ、あっちを見てもこっちを見ても目の保養である。
その間も他の人の対応で熊本さん忙しそう。私は2つある陶箱のどちらを買うか、しばし悩む。
やっと決めて、購入。綺麗な感じの良い女性が対応してくれて、綺麗につつんでもらって会場をあとにした。
さて何に使おう?
悩んでる間は、白菜の漬物とか、昆布とか、考えていたが、熊本さんはアクセサリーを入れてもおしゃれです、とおっしゃった。ああ、私って。
普段は食器棚の特等席においてある。まだデビューしていないけど、使うときはとっておきの美味しいものをいれるのだ。
何日かしてハガキをいただいた。これまた男前な字でありました。
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