わざとぼかしてます、はい。  2003.01.01

皆様明けましておめでとうございます。
本年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。

さて元旦。
31日の夜は紅白の和田アキ子を見た後すぐ布団に入り(結局どっちが勝ったんだ?)本を読みながらうとうとし、いつの間にか寝ていた。
そして1日朝はなんと11時まで寝ていた。
おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお。
こんな朝寝坊な元旦、何年ぶりだ!?

結婚して、8度目のお正月。
2000年問題以外のお正月はお互いの実家で迎えている。
渡邉の家ならば私は嫁、早朝(めっちゃ早いのよ)の餅つきから始まった。これは物理的に叩き起こされるわけではないが、プレッシャーに叩き起こされる感じ。それでも義両親には負けてしまい大変申し訳ない気持ちで始まる。
私の実家では猫が明け方叩き起こしてくれるか、兄の子供達がベッドに飛び乗りこれまた叩き起こしてくれる。
結婚前は普段離れているから必ずお正月は実家に帰り猫もしくは兄の子供達に叩き起こされ、兄が独身のころは猫に叩き起こされ、その前は初日の出を必ず見たい父親に暗いうちから叩き起こされていた。
嗚呼叩き起こされてばかりの私の元日。
だからこんなにいつまでもぐずぐずと寝ていた元旦って、ほんとうに、どういうこと?というくらい不思議な気持ちになる。だけどまぁたまにはいいわねぇ。

のんびり起きて、夕べから準備していたお雑煮の味見。
うんうん、いいダシ、いいお味。色めに菜の花を使う。うんうん、いい感じ。
顔を洗ってコンタクトを入れて視界すっきりしたらお煮しめを詰めて牛のタタキを切って詰めてお重が出来上がり。
新聞を取ってきて広げる。
TVの部に仁左さまの写真が3枚も!
鴈治郎&団十郎の対談、菊五郎、表紙は新之助。嗚呼なんだか縁起がいいねぇ、今年はいいねぇ。
のそのそと旦那が起きてくる。早速お餅を焼いてもらい、その間まだ私は新聞を読む。
明日から松竹座は新春大歌舞伎。私は25日に行くぞ。仁左さま待っててね。
文楽の蓑太郎の襲名の話も乗っている。私も旦那も蓑助のほうが好き。11月行きたかったなぁ。
菊五郎、いい顔で笑うねぇ。今年も私を楽しませてね。
「声に出して読みたい名せりふ集」。
”こいつぁ春から縁起がいいわへ”、”お若ぇの、お待ちなせぇやし”、”せまじきものは宮仕え”
ああ今年も歌舞伎行くわいな!

3日分のTV欄に目を通す。
今日はあんまりいいのはないけれど、明日は吉右衛門の忠臣蔵、オペラ、歌舞伎400年記念番組などいいものがいっぱい!
どうして同じ時間帯にやるんだ!?
吉様、ドミンゴ様〜!
どれを見てどれを録画するか考える。うううむ。
3日は仕事だから、ここでも録画するものを考えねば。

お屠蘇はナシ。あとで車で出かけるので旦那は飲めないし、私も夜ゆっくり飲むため我慢する。
新しいお箸をだし、用意をしてお重を開きお雑煮を食べる。
うまいうまい。

午後2時になり、TVで歌舞伎の舞を見ながら、ウラで「御家人斬九郎」をDVDに落としながら着物を選ぶ。
さぁてどれを着ようかな。
襦袢に白の半襟はもう付けているので、あとは着物を選ぶだけ。
リサイクル屋で購入した久留米絣。コートはこれも母の手縫い。
TVでは三津五郎が舞を舞っている。汗で襟が真っ白になった松王丸だの、足の短い助六だの、あまりいい印象はないが、キライではない。視線をあわせて嬉しい役者さんではないが、キライではない。私は目の細い人が好みなのね。
初詣の後買い物にも行くから、気兼ねしない普段着にする。
近所の吉志部神社に行って初詣。
地名や駅の名前は「岸部」とか「岸辺」なのに、ここだけこんな漢字。へーんなの。

今年も元気に楽しく過ごせますように。
初詣の後は軽く買い物しておうちに帰る。
さ、スーパー歌舞伎見ながら飲んで食べるぞ!!


2003.01.01

2003.01.01



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