「父の日」用のギフトとして売ってあったのだが、私の父も渡辺の父もお酒は全然。
なので自分用に購入。ふっふっふ。

秋田杉で、釘はつかわれていない。ふたをあけると、ぷんと杉の匂いがする。
ふたの裏側に溝があり、斜めにしたってふたは落ちない。
注ぎ口も小さい割に液ダレしない優れモノ。
見かけもシンプルで、彫り物もなく、この上なくアタシの好み。
それに案外、安かった。
たった一つ、問題点は、小さいということ・・・。
徳利には150cc。お猪口には30ccしか入らない。
ひとくちサイズなのだ。
・・・。
でもいい。いいの。
家じゃ殆ど飲まないし、これくらいのほうがいいのよ、ええ、いいの、いいんだってば、いいって言ってるでしょっ。
小さいから、食器棚にも楽に入る。
そうなのだ、食器棚の中もモノが増えているから、整理しないといけないのだ。
使わないものってあるのよね。思い切って処分するのだ。・・・いつの日か。
捨てだしたらキリがないのよ。あれもこれもそれもって思ってしまう。
結婚当初はこの食器棚無かったんだけどなー。モノって増えるもんだわ。
ま、とにかくこれからは時々コレで晩酌するのさ。
日本酒でなくてもいいよね、きりっと冷やしたワインでもいいよね。

日ごろ、とてもお世話になっている人がいる。
一人暮らしをしているお洒落で粋な叔父様である。仕事関係のかただが、本の話、旅の話、いろんな話のできるかたである。日ごろのお礼に、と思い、秋田杉をもう一つ購入して贈った。
「二級酒が樽酒になった!」と喜んでくださった。
仕事関係ではもうお一方。
高槻にお住まいの、私にたくさん、たくさん本を下さった方。いっぱいお話をしたいのだが、なぜか緊張してしまって、思ってることをなかなか伝えられない。たくさんの感謝を込めて、贈った。きっと、杉の香りを楽しんでくださってることと思う。

そしてもう一人、どうしても、贈りたい人がいて、再度購入し、贈った。
(自分がいいと思うと好もしい人達に片っ端から贈りたくなるが、相手のことも考えなくちゃ。(^^;) そしてこんなコメントをいただいた。

「あの杉酒器、罪作りでち。
香りとムードに流されて、何杯も杉徳利でお代わりしたんで、
何合飲んだかわかんないでち。
気が付いたら、思いっきり食べ飲みしてしまったではないでちか!」

わはははは、ゴメンナサーイ。



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