これは真理子さんへのプレゼントである。先日会って一緒に買い物に行った時に、パールのネックレスをしてたら誉めてもらえたので嬉しくなって「作ってあげるぅ!」と言ったのだ。
同じようなのがいいと言われたが、まるっきり同じデザインも面白くないと思ってパールを多めにして、お揃いでイヤリングも作った。
最近のお気に入りのお店は阪急百貨店の屋上にある手芸売り場である。・・・名前なんだっけ。我が家から梅田まで30分くらいなので便利なのである。
真理子さんはT氏の奥様で、T氏はカメラが趣味である。カメラだけではない。格闘技もハムも料理も、全く多趣味な人である。
M子さんはカメラでハムを撮影する時の小道具を買いに、そして私は留め具や金具を買うためにその店に行った。勿論その後は美味しいランチである。ぐふ。その頃夫達は日本橋へ。

夫婦ぐるみの親しいお付き合いをさせてもらうようになって何年か経つ。よくご一緒させていいただいた焼肉屋さんはお店を閉められたが、それ以外でもお互いの家で一緒に食事したりしている。最近は富田林のKたん一家も来てくださることもあり、それも楽しみである。
結婚してから、私の場合だけかもしれないが、付き合いも個人の付き合いより夫婦での付き合いが増えた。どうしても夫と一緒に会える人達が優先されていく。そんなこといったってどうしても行きたい時は私は行くが、出不精の夫を置いて出かけてばかりなのは度重なるとどうも気が引ける。勿論お互いの付き合いに無理矢理引っ張っていくこともあるが、そこからお互い友達になっていく場合もあるが、やはり失敗する場合もある。私はいいけど夫はどうしてもその人とはダメとか、勿論その逆もある。当然私も夫もダメ、という人達もいる。
夫は人付き合いを面倒がる人である。飲まないし、食べることにもそれほど執着しない。美味しいものは大好きだけど、おなかがいっぱいになればまぁいいや、という人である。だからよほどの場合でないと食べ物で釣れない。一緒に行こうよと言っても「面倒くさい」で逃げられる。 Tさん夫妻やKたん一家、そしてとある団体の面々の場合はそうじゃない。関東勢が来るとなれば喜ぶし、片づけをしてくれたりおみやげを用意したり、とても嬉しげに準備してくれる。
この付き合いは大事にしていきたいと思う。
これからも宜しくお願いしますね。>皆様

T氏ご夫妻とはいろんなところに行ったし、よく双方の家にも訪問しあい、たくさん楽しい時間を共有していると思う。その中でも私にとって一番忘れられないエピソードはこんなこと。
1999年2月、うちのブタが旅立った。その日は東京から石川師匠も来ていて、ブタは石川師匠に見取ってもらった。ブタのくせにたった2年半で逝くなんて、今思い出しても腹が立つ。次の日、T氏ご夫妻と出かける約束をしていたので、T氏のお宅までお迎えにあがった。夫はいつも通りマンションの下に車を停めてそこで待ち、私は3階の部屋まで上がる。呼び鈴を鳴らし、しばらくするとT氏が出てきた。ブタを亡くした私達を笑わせようとしてくれたT氏は体を張ったギャグをしてくれていた。その時私はけらけらと笑ったのだが、でもね、本当は、泣きたかった。その気持ちが嬉しくて、泣きたかった。
その時のギャグの内容?いやそれは・・・T氏の名誉のために言えない。
それだけは、言えない。



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