これも祖母作。
孫である私に、ではなく、孫の旦那である夫に、と作ってくれたもの。
大学では窯の面倒も交代でみなければならないそうですが、それは祖母には出来ないので母が代りに行っています。授業も祖母は先生の言うことが聞き取れないので母が聞いて通訳のように伝えているそうです。そこまでしても学びたい祖母は偉い。#母は大変。(^^;
見てるばかりではつまらないのか、最近母も作っています。自宅の庭には土の入ったバケツがたくさんあって、時間のある時には土をこねて頑張ってる。母の友達の新築祝いに花瓶を贈るのだそうだ。それもでっかいのを。今まで3度失敗していて、今度こそと頑張っていました。
先週帰省した時、それを見てたら私もしたくなってこねてみた。・・・力もいるし、意外に難しい。台をくるくる回しながら形作るのも難しい。ただ形作ればいいわけではなく、乾かす時、焼く時に割れないよう色々細かい処理をしなければならなくて、「できた!」と母に告げると「これをしなきゃ、あれをしなきゃ」と原形を崩されるのである。む。最初っから言ってよね。
そろそろ本焼きをしているはず。さてどんな色に出来てくるかなぁ。
ちなみに私は母が作ったものより祖母が作ったもののほうが好き。
でももう祖母は力がないので大きなものは作れない。最近は土鍋作りに凝っているらしいが、土鍋ばっかり4つも5つも部屋にならんでいた。
それも一人用の小さいものである。そんなに作ってどうするんだろう?
悪いけど、それはもらわないからね、おばあちゃん。



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