(しばしまどろむ維茂に、キッと眼を付け) 流れの元はしづくとも、誰れ白菊の咲き乱れ、汲みて香を知るくすりみず (夢枕の山神:この山奥に隠れ住む、生血を吸いて肉を食い、ムシャリムシャリと骨までを噛み割る音の恐ろしや) 紅葉狩:更科姫 (もみじがり:さらしなひめ)