霜降りの松坂牛




「あ、こんな大事な時に!
かきかきかき・・・よし、食べるでござる!」


「外に出たでござる。なかなかよい色の敷物でござるな。」


「かぼ種も美味でござる。」


「舌なめずりなど思わずしてしまうでござる。
どうしてどうして、拙者も男前に見えるでござろう。」


「これがなんとも懐かしい気持ちにさせるでござるよ。
拙者は実は捨てウシだったのでござろうか。」


「その・・・心が休まるのでござるな。つまりは。
どうにも理由がわからんでござるが。」



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