◆◇◆ 6日め/プーノからリマへ ◆◇◆ ここの写真も全部夫。 この間私はホテルで寝てました。 |
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ぐっすり眠ってる私の枕元で電話が鳴りました。
急いで受話器をとるとスペイン語か英語だかでワーッと喋られました。・・・何言ってるのかさっぱりわからない。早口だし、早口でなくてもこっちは頭が朦朧としてるし、いやでも頭がハッキリしてても絶対わからない。わかるくらいならツアーでなんて来るもんかー!個人で来てるわーい!と後から思ったんですけど、このときは、謝りながら、ゆっくり、日本語しか喋れませんと英語で言うのがやっと。「オーーーーーーーッ」と悲痛な声を残し、唐突に電話は切られました。
このツアーと同時催行だった個人旅行には、英語もスペイン語もわからない女性が1人参加されてました。時々、観光地で顔をあわせたりホテルで顔をあわせたりして、何度かお話しました。その女性につくはずの現地ガイドの対応の悪さにびっくりしながらも(はたから聞いてて驚きましたぞ。絶対個人催行には参加しないぞと思っちゃいましたぞ)、言葉のわからない国で、1人で、時には言葉の通じない現地ガイドさんと2人で旅をしてるその女性はとても面白い人で、本当にすごかったです。私にはそんな勇気はないです。言葉が喋れるかどうかは、二の次なんですねぇ。そうなんですけどねぇ。オーーーーーッ、と言われたって・・・時計を見ると10時15分頃。ああまだ眠れる、と頭を枕に沈め、目をつぶりました。しばらくすると、待てよ、と考えました。コレはお迎えが来たってこと?でもまだ11時じゃない・・・。添乗員さんは日本人だから日本語で電話してくるはずだし。わからない、やっぱりもう一度寝ようと思ったところで再度電話。日本人の女性の声で「起きれるー?大丈夫ー?迎えが来たみたいだから着替えてロビーまで来てー」。添乗員さんじゃありません。誰?と思いつつ、コンタクトレンズをつけ、携帯をバッグにしまってロビーにいくと、SさんとTさんがいました。
電話してくださったのはSさんでした。
このときは残ったのは私だけだと思ってたので、もしかして2人が私を迎えに来てくれたのか?なんと申し訳ない、と思い込んでしまい、ひたすらお礼を言って、心配かけて申し訳ないとばかりに、迎えの小さい車でバスに行く間頑張ってずっと喋ってました。よーく考えてみたらそんなわけはないんですが。
だけど、SさんもTさんも夕食や朝食をパスしたというし(夫談)、確かその前の夜もTさんは食事をパスしたのではなかったか?今朝も顔色悪くて歩くのがやっと、という感じではなかったか?と、後で聞いてみると、一度は観光に出たものの、やっぱり具合悪くてホテルまで戻ったとのこと。
でもお二人がいたから、私はロビーまで出ることができたのだし、本当に感謝してます。ロビーでお二人の姿を見たときは本当に嬉しかったです。あのまま言葉がわからず、部屋から出なかったら・・・。(そうなったら添乗員さんが来てくれたのだろうけど。添乗員さんは、私達がホテルの人にバスまで送ってもらった時えらくビックリしてました。まだ迎えに行く時間じゃないのに、と本当に驚いてました。)
バスは大きくて、ホテルの前までは入れません。近くにバスは停まっていて、そこまで小さい車で行きましたが、その時チチカカ湖のそばを通りました。 天気がよかったし、とても青くて、キラキラしてて、とても綺麗でした。ウロス島にはいけなかったけど、船にも乗れなかったけど、間近で見たチチカカ湖はとても綺麗でした。