10月23日 「モンペではござらん、ハカマでござる」


最近体重が減ったとはいえ、相変わらず太く丸いボディの長七郎氏ですが、ハラの肉のみならず太股もまるでお相撲さんのようにムチムチしています。まるでモンペをはいたようです。そう長七郎氏に言ったところ、断固とした抗議がありました。コメントは「モンペなどではござらん、それがしはサムライでござる。ゆえに体も鍛え、テレビの音も聞き、文武両道を目指している。また着る装束には殊のほか気を遣っていて月次御礼ならば熨斗目に長上下、その他不時御礼に惣出仕と気を抜く暇などない。それをモンペなどとは全く心外である」。確かに常に寝癖がついている玄太氏と違って毛並みはいつもきちんと整えていますが、どう見てもその太股はモンペだよ、と言わずにはおれない飼い主でした。以上、渡辺がお伝えしました。




10月23日 「天下ごめんのハラの肉」


渡辺家でハムの体重測定をしたところ、意外な結果が出たと発表がありました。玄太氏と長七郎氏の体重が減っているのです。ついこの間まで体重計の針は165gを指していたというのに。いつも頬袋は空っぽの状態で計っています。ですが外見は全く変わっていません。特にハラの肉など、前より増えたのではないかと思えるくらいです。一体どこが減ったのでしょうか?もしかして脳?いや、それは考えられません。もともと米粒大どころかノミほどもなかった脳が減るわけがありません。一体どこの肉がなくなったというのか。見れば見るほどわからなくなりますがそんなことはお構いなしに両氏はさらなるおやつを求めてケージによじのぼり、ハラの肉を誇示しつつおねだりするのでした。「こいつら、恐いものなんか全然ないんだろうな・・・」そう呟く飼い主でした。以上、渡辺がお伝えしました。




10月22日 「天高く”デブハム”になる秋」


渡辺家では秋ならではの栗ご飯が夕食に並びました。黄色でほこほこと美味しそうな栗。やっぱり味覚の秋だとばくばく食べながら、ハム達にも季節の味のおすそ分けをすることになりました。大きい1個を4匹に分けて与えると、太郎氏はひったくってその場でばくばく食べ、玄太氏はおそるおそる受け取って大きいお尻を振って家に持ち帰り、長七郎氏は手から奪うようにして我が物にすると家に一目散に帰り、ゴルゴ氏は嬉しそうに受け取ってその場でばくばく。十匹十色だと思いながら最近食欲すごいよな、やっぱり秋はなんでも美味しいのかな、このままますますでぶになって冬支度するんだろうな、特に玄太なんて思い切りでぶだもんな、あいつでぶだし、とにかくでぶだから、とぼんやり考える飼い主でした。以上、渡辺がお伝えしました。




10月21日 「モデラート・カンタービレ」


自己主張しない玄太氏は、また根性ナシでも有名であります。しかしデブだブタだと言ってばかりではほんの少しではありますが玄太氏が気の毒かもしれません。ではありますが、ケージの前でぼーっと突っ立っている姿を見ていると「お願いだから何か言ってよ」と言いたくなる飼い主達の気持ちもわかります。家の前からトイレまでほんの何センチかの距離ですが、玄太氏は一生懸命な表情でとろとろと歩きます。彼は懸命なのかもしれませんがお尻を振り振り、とろとろと・・・。倍の距離であっても長七郎氏はすばやく動くのに。飼い主達が玄太氏に望むのは普通の速さで優雅に動いてもらうこと。さしずめ「モデラート・カンタービレ」。さて、いつになることやら・・・。以上、渡辺がお伝えしました。




10月21日 「俺の前世は牛なのか?」


渡辺4兄弟の中では結構食べる量は多いのにぜんぜん太らないゴルゴ氏は、最近どうも毛色が変わってきました。以前は真っ黒だったのに背中がこげ茶色になってきたのです。メッシュっぽかったのがはっきりとこげ茶。それも一部まだら模様になっています。最初はセーブルぽくて高級なかんじがしないでもない、と自らを慰めていた飼い主はこのまだらぶりにかなり機嫌を悪くしているようです。真っ黒が欲しかったシルバーボールのオーナー裕之氏も「話が違う」とあんまり散歩もさせない様子。名前に反してどんどんベタベタの甘えん坊になったゴルゴ氏は飼い主達の心変わりの原因もわからず、ただケージの金網部分の前で地団駄踏んで「出してー出してー」コールする夜が続いています。かわいそうに、ゴルゴ氏。しかしあのまだら模様は、もしかしてゴルゴ氏の前世を現しているのでしょうか?以上、渡辺がお伝えしました。




10月14日 「カットバンdeクツクツ」


ハムは機嫌が悪い時、怒った時などに歯をクツクツ鳴らして主張します。渡辺家では怒りっぽい長七郎氏、ゴルゴ氏、玄太氏の順で歯を鳴らします。太郎氏は鳴らす前に噛付きますので飼い主にとってはとてもつらいのですが、それはそれとしてクツクツ言わせる時の態度もなかなか性格を表しています。先日飼い主は指を切った為カットバンを巻いていました。馴染みのない匂いに警戒したのでしょう、ダッコしたG軍団は一人残らずクツクツクツ。ゴルゴ氏は軽く鳴らしただけですが、怒りっぽい長七郎氏はしっかりこちらを向いて「この匂いはなんでござるか」とクツクツクツ。いつまーでもクツクツクツ。おやつもほっといてクツクツクツ。なのに玄太氏ときたら飼い主にお尻を向けて、背中を向けて小さくなってクツクツと歯を鳴らすのです。怒るのなら正々堂々とこちらを向いて怒って頂きたい、そう主張する飼い主でした。「全く根性ないんだからあのデブ」以上、渡辺がお伝えしました。




10月14日 「ダッコされたぞゴルビッチ」


先日、渡辺家にお客様がありました。ゴルゴのファンクラブ(会員一名)の会長と会長の奥様でした。自らもJを飼ってらっしゃる会長はハムをダッコするのも上手で手の上で遊ばせたりなでなでしたり、太郎氏などすっかりくつろいで遊んでいました。また長七郎氏の顔を美形だと誉めてもらい飼い主達が喜んでいたら当のゴルゴ氏が起きてきたので会長にダッコしてもらいました。すんなり会の目的を達した会長。嬉しそうにダッコしてくれました。これからの会の運営はどうなるのでしょうか?そしてこれはナイショですが、ええナイショですよ、ナイショにしてくださいよ、会長はなんと別にファンクラブを持っているA氏(仮名・あるデブ)を膝の上でねんねさせてしまいました。ほんの短い時間ですが、着ていた上着にくるませてるとA氏(仮名・とてもデブ)は眠り込んでしまったのです。ゴルゴ氏は同様にしても眠らなかったのにと残念な会長ですが、この差はA氏(仮名・うう〜んデブ)の人見知りしない性格によるものか、または神経まで脂肪で埋めつくされているためどこでも眠れるようになったものか、だけどアタシは知〜らない。以上、渡辺がお伝えしました。




10月3日 「お色直し」


先日、やっと3色のハムボールが渡辺家に揃いました。そのうち2つを持ってきてくれた玄太氏のファンクラブの名誉会長Sちゃんの希望により、最新の青色は玄太氏が使うことになりました。続けて玄太氏におニューが与えられるという信じられない出来事はやはりファンクラブという後援会あってのことでしょうか。同じ色だとわかりにくくなるからと色分けし、そしてついでにトイレもリニューアル。それぞれのきまった色に従い、新しいトイレを用意しました。玄太氏は青色、長七郎氏は緑、ゴルゴ氏はピンクです。飼い主お気に入りの青色を玄太氏が使うのはイマイチ気が進みませんが、名誉会長の力は強し。そして夜ともなれば3色のハムボールが渡辺家の居間の床を疾走することでしょう。以上、渡辺がお伝えしました。




10月2日 「復活・膝に玄太でぶ」


毎日が秋らしくなり、Tシャツからトレーナーに衣更えした飼い主は、そろそろ膝にアンカを復活させようと思い立ちました。去年よりだいぶん大きくなった玄太氏です。他のハムも太郎氏以外は膝で寝るとはいえ時間が短く、やっぱり長時間パソコンに向かって作業する飼い主の膝のうえに置くのは玄太氏が最適。重さも暖かさも・・・。さてちょうど起きてきた玄太氏におやつを与え早速トレーナーの裾にくるんで膝の上へGO。しばらくは落ち着かないのか動きまわっていた玄太氏も少しすると慣れたのか落ち着き、頬袋にしまっておいたおやつを取り出しバリバリバリ。食べおわるとくぅくぅと寝始めました。さぁ飼い主はこれから玄太氏が起きるまで動けなくなるわけですが、まぁ暖かい玄太氏のため多少の犠牲は仕方ないでしょう。これを書いてる間に飼い主のアシはしびれてきました。うう。こんな時つくづく思うのは「これが太郎ちゃんだったら」飼い主よ、それは言わない約束よ・・・。以上、渡辺がお伝えしました。