1月30日 「いつもいつでもアナタと一緒」


先頃会社を退職した飼い主は、これからは昼間はハム達と一緒だわ!ととても期待一杯夢一杯の生活をする予定でした。しかし現実は・・・。今日は主婦とハムの昼間の生活についてレポートしてみます。朝旦那を送り出した飼い主は掃除洗濯など家事を早めに片付けます。その頃はまだ太郎氏は起きていて飼い主は時々声をかけることが出来ます。しかし用事が終わり、さてそろそろお勉強タイム、とお茶を淹れる頃にはハム達はぐっすり眠っているのです。なんという悲しい行き違い状態。それもかわいらしく眠っているのであれば飼い主も嬉しいのですが小屋から足が飛び出ていたりいびきが聞こえたり。ため息をつく飼い主でした。さてお昼になり飼い主がごはんの用意をしていると起きてくるのがデブゴン玄太氏。相手がいれば誰だって、と飼い主は玄太に少し米粒をあげるのですが玄太氏は無情にも食べおわるとさっさと小屋に戻るのでした。夕方になり餌を入れ替え、飼い主はハム達に尽くします。「いっぱいごはん入れたからね」「たんと食べてね」なんといういじらしさ。しかしハムはまだ寝ているのでした。夕食の支度などで忙しくなった頃やっと起きてくるのは長七郎氏。せっかく傍にいるのにすれ違い。飼い主からのコメントは「いいんです、傍にいれればそれだけで。太郎ちゃんの寝顔が見れればそれだけで」そんな飼い主の心も知らず彼らは今日もいびきをかきながら惰眠をむさぼるのでした。 以上、渡辺がお伝えしました。




1月29日 「長七郎吹田日記」


渡辺家の三男、長七郎氏はお侍様です。曲がったことは大嫌い、しかしどうにもならないことはすっぱり諦める潔さを持っています。ケージ内の悪はたたっきる!その潔さは時代劇好きの飼い主の好みにぴったり合っています。そんな長七郎氏にとって現在の問題はトイレの向きです。玄太氏と同様鳥の水浴び用の入れ物を使用していますがその向きが気に入りません。飼い主が直しても直しても自分の好みの向きに動かします。欲しい餌があるときはうんていの芸まで見せて「くれ!」と主張する長七郎氏。このへんは「武士は喰わねど高楊枝」とは大きく違うところですが氏の胃袋の欲求には諺は通用しないものと思われます。そのうんていをする際足場となるトイレの向きが氏にとっては重要な問題となっているのでしょう。向きを直し、芸をして餌をGETしお尻から落ちた後餌を食する氏の瞳には満足感が溢れています。「何か困ったことがあったらあっしに言いな」余裕のある瞳はそう語っているかに思われます。しかしミルは苦手のようでミルをあげようとすると逃げるように家に帰るのでした。「明日は明日の風が吹く。また逢おうぜ」捨て台詞を残し退場する長七郎氏が食べなかったミルは太郎氏がペロリとたいらげるのでした。 以上、渡辺がお伝えしました。




1月27日 「太郎氏の成長に涙する」


渡辺家の長男太郎氏はJハムなので次男、三男のGハム達にくらべかなり体の小ささが目立ちます。それゆえ飼い主の太郎ちゃんびいきに拍車がかかるという噂もありますが太郎氏は本当に小さいのでしょうか?「歩くハラ・玄太氏」と比較すれば小さいのですが先日こういう事件がありました。休日に旦那であり、またブランドシルバーボールのオーナーである裕之氏とペットショップ廻りをしていた時ある光景が飼い主をとらえました。まだまだ赤ちゃんのJハムが一生懸命ケージでうんていをしていたのです。なんて小さく愛らしいのでしょう!あやうくハムさらいをしそうになる自分を抑え、もう一度姿を眺めて飼い主あれれ?うちのプリチーベイビー太郎ちゃんよりまだ小さいような?不審に思った飼い主はこの問題を追求せんと店員に声をかけました。「すいません、この子体重は?」店員曰「15gくらいですねー」かたや太郎氏は40g。も、もしかして。家に帰った飼い主は太郎氏を掌に乗せ眺めること数分。「大きくなったのね、太郎ちゃん!」感涙にむせぶ飼い主でした。ムチッとしてきた体型を気にしてダイエットさせる、またはハムボールの時間を長くする、という事は微塵も脳裏をよぎらない飼い主の掌にいる太郎氏にもしかするとJハムでぶりんずから入会のお誘いがあるかもしれません。 以上、渡辺がお伝えしました。




1月17日 「太郎ちゃんの春、春、春?」


渡辺家の長男太郎氏の縁談が持ちあがり、暖かくなってからお見合いをすることが決まりました。あの太郎ちゃんが父親になるのです。飼い主はとても複雑な気持でケ−ジの前に立つ日が続いています。お相手のももちゃんはとても色白の可愛い女の子。太郎だって太郎だって男前だけど、だけどだけどでも!最近わがままハムになり、ケ−ジカジカジカジも激しい太郎氏。果してももちゃんに好かれるでしょうか?噂のハムパンチをくらって倒れるのでは?おぼっちゃま育ちの筈がやたらうんていをし、もしかして中国雑技団に入りたい?と思われるような行動が目立つ太郎氏に対する飼い主の心配は絶えません。太郎ちゃんのことしか見えていない飼い主には、長七郎氏がもうすぐ100gになることも、最近玄太氏の体重が全く増えないことも本当に全く気にならないようです。 嗚呼太郎ちゃん。以上、渡辺がお伝えしました。




1月10日 「鯉口三寸切ったら改易」


渡辺家は年末にまたまたGを迎えました。春までは増やさないと誓ったあの日は一体なんだったのでしょう?とにかくアプリコットの子を「長七郎」と名付け、太郎氏、玄太氏と同じケ−ジを与え、ハム・ハームマンションを増築し、渡辺家はどんどんハムにはまっていく模様です。さてこの長七郎氏ですが、まだ十分慣れていないせいか飼い主をやたら噛むくせがあります。主人を噛むなど、そんなことが許されるのでしょうか???江戸時代、城中で刀を抜いた場合、切腹もしくはお家断絶でした。松の廊下でほにゃほにゃしたA氏の例を挙げるまでもなく、許されないことなのです。4代将軍のイトコの名を持つ長七郎氏にはその道理がわからないのでしょうか??「鯉口三寸切ったら改易」と言われるほどなのに、こともあろうに「がぶがぶがぶ」。長七郎氏は独り戦乱の下克上の世界に身を置いているものと思われます。 以上、渡辺がお伝えしました。