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5日め//朝のルクソールとカルナック神殿ルクソール神殿/【ガーミア・ムハンマド・アリ】/ハーン・ハリーリと夜のカイロ





◆◇◆ 5日め/ルクソール東岸〜カイロ ◆◇◆

内装がとても美しいときくガーミア・ムハンマド・アリ。
市内のいろんなところから見える高台にある建物。




工事中のルクソール空港。

殆ど毎日乗った飛行機のホルス神。
ルクソール空港は建設中なのか工事中なのか、とってつけたような仮設の設備をとおり、飛行機へ。タラップをのぼるときなど、外人の男性は必ず順を譲ってくれます。うーん、レディファースト。紳士ですわん。

遠くに見える山並み。

緑の大地。
飛行機はまた窓際でした。ラッキー!本当にもう窓際大好き!座席は国内線も窓から2列、通路、4列、通路、2列、窓。でもルクソールからカイロまではあっという間につくんだな。
ルクソールは緑の多いところでした。眼下に広がる、古代テーベの都。これで見納め。

なんだかすごい眺めだぞ。

広い、広い東方砂漠。
あっという間に緑が絶え、東方砂漠が広がります。ああこの眺め、ああ大好き!やっぱり飛行機&窓際はたまりまへん。うたたねする旦那を横目に窓にへばりつく私。

カイロ空港の駐車場。

これまた改装?新規建設?なカイロ国際空港。
あっという間にカイロ空港に到着。ここも工事中、建設中、改装中。

日本車だよ!サニーだよ!

ガーミア・ムハンマド・アリから南を見て。
カイロの街中を走っているとふと隣に日本車が。まったく見ないわけではありませんが絶対数は少ない日本車。思わず写真を撮ってしまいました。ナンバープレートが異国を感じさせます。それにしてもこのナンバープレート、いいわぁ。
この日のお昼は中華でした。中華なのですが、ご飯は銀色の丸い蓋つきの器にはいって何故か韓国風。それはいいのだけどご飯が美味しかった!久しぶりのまっしろなご飯。嬉しかったですねぇ。
しかしこの朝、思いっきり半熟な目玉焼きを2つ食べたせいか、私のおなかはちょっと不安定に。うううう。下痢ではないのですがちょっと痛いぞ。

ガーミア・ムハンマド・アリの説明書き。

入口のライオン。
昼食のあと、ガーミア・ムハンマド・アリに。行きたかったのよねぇここ〜。
入口の塀の上にライオンがいました。2匹とも口をあけてるの。これじゃ阿吽にならないじゃん。

茶色の外装。

ちょっと雰囲気が違うね。
中はすごい「らしい」と聞いている。しかし外装はいたってシンプル。本当に?1857年完成のこのモスクは高台にある。

おお、ミナレットが見える。

中庭。右のは時計台
鉛筆形のミナレットが見える。時計台はオベリスクをパリのコンコルドに送ったお返しにフランスからもらったそうな。でも壊れてるんですって。
ここは土足禁止。入口で靴を脱ぎ、持って入ります。ここでアクシンデント発生!なんと私の左の靴下、穴があいてしまってるではあーりませんか!恥ずかしー!いっぱい歩いたからかなぁ。ああ貧乏の子。気になるので靴下を脱ぎ、裸足になりました。

中央。

中央と横。
午後は、お昼の祈りのために灯されたシャンデリアが煌々ときらめき、それはそれは綺麗。

メッカの方角。

端のドーム内側。
ここは少し大きい声を出せばとてもよく響くのでマイクは必要なし。本当にすごいところ。上を向いて圧倒されっぱなしでした。

どこもかしこもすごく綺麗。

シャンデリアがまた綺麗な配列。
ここでガブリさんがイスラム教についてお話をしてくれました。イスラム教では男性は4人まで妻をもつことができます。でも妻は対等に扱わねばなりません。マンションを買ってあげるなら4部屋同じフロアに購入。決してひいきをしてはいけないそう。4人まで妻をもてると聞いた男性陣、真剣に話を聞いてました。くふふ。
一人妻をもらったあとで、二人目が欲しくなったら、夫は妻に「二人目をもらっていいですか?」と頭を下げてお願いするんですって。勿論ここで「ダメ」といわれればダメなんですって。

幻想的なまでに美しいモスク。

見てると吸い込まれそう。
そして簡単に離婚が成立すること。ケンカして怒って夫が「離婚だ!」と叫べばおしまい。手続きも書類も必要なし!そして出ていくのは、夫。住んでいたところはそっくりそのまま妻のもの。そしてその後慰謝料や生活費、子供の養育費を元夫は負担します。期間は、死ぬまで。そして慰謝料、養育費、生活費の額は、なんと結婚する前にきっちり話し合って決めているのだとか!ここで最初は喜んで聞いていた大半の男性陣、元気がなくなってきた感じ。うはははは。

とても厳かな気持ちになる。

お祈りを捧げるガブリさん。
自由時間になり、あちらこちらで写真を撮っていましたが、ふと見ると、メッカの方角にむかって作られた祭壇の前にガブリさんがいました。遠い写真なのは、何故か私まで厳かな気持ちになり、近寄ることができなくなったから。ガブリさんがいる、と思ってシャッターを切った後、もうその方向に向かって写真を撮ることはできませんでした。
ひざまづき、両手を挙げて、下げて、祈りを捧げるガブリさんの姿を見ていたら、ここを観光客が訪れることは良くないことなのではないか、私のように我が物顔でうろついて写真を撮ることは良くないことなのではないか、そう思ってしまいました。
ここは遊ぶ場所ではなくて、神聖な場所。
宗教を持たない私ですが、とても、とても厳かな気持ちになって、出口のステンドグラスを最後に写し、しばらく座ってガブリさんのお祈りを遠目に見た後、外に出ました。

やわらかい光。

出口のステンドグラス。
かすかに痛むおなかをさすりさすり、靴下をはいて靴をはき、外に出ました。おお、この方角はもしや!

カイロの町並み。

埃及。これで「エジプト」と読む。そのまんま!
割合観光客も少なく、ゆっくり外を楽しめます。

庭の噴水。

南西の方角。
風も涼しく、同じツアーの人達も思い思いに町並みを見て楽しんでいました。結構早くみんな外に出たのは、やっぱりあの神聖さを感じたからかな。

中央にピラミッドが見える。

ほら、ここ、ここ。
こっちだと検討をつけた方向に目を凝らすと肉眼ではっきりとピラミッドが見えました。画像だと、うっすらですが、本当にはっきり見えたのよ〜。

壊れた時計台。

全景。
ピラミッドを見たくて来たんだもん、いつだって見ていたいんだもーん。

これも読めない説明書き。



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