◆◇◆ 3日め/カイロ〜アブシンベル〜【アスワン】 ◆◇◆ 白い帆掛け舟、ファルーカ。 ナイルをゆっくり走ります。 お隣のオールドカタラクトにはアガサ・クリスティが宿泊した 曰くつきのスイートルーム。 |
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昼食を済ませてホテルへ。お昼のビールが美味しかった!ここで初、甘いものに挑戦。甘い!なんじゃこりゃ!という甘さ。普段はそんなに甘いものは食べない私だけど何故かここではとても美味しく感じる。すんごく甘いんだけど何故か美味しい。
1時半ホテルに入って、とりあえずここではたくさん時間があるからまず洗濯。服を3日分くらいしか持ってきてないので、靴下や下着は毎日洗濯。エアコン入れて寝れば大抵乾きます。夫のシャツは厚手のものが多かったので二日かかる場合もあったけれどここでは朝までに乾くはず!部屋はメナハウスに比べてちょっと狭いけれどハンガーが木でホテル名が焼きつけてあってとてもおしゃれ。1本頂いてくればよかったわ・・・。
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ナイルビューとあってさすが綺麗な風景。窓の外はうっとりするような青いナイル。今朝というか深夜から起きてるので眠い。洗濯が済んだら化粧を落として、集合時間は5時だから3時くらいまで寝てそれからスークまで歩いていくかそのへんを散歩しよう、と夫と決めたのだけど気がつけば4時・・・。
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スークを楽しみにしていたのだけど仕方ない。起きてお化粧して(夕方だって日焼けするのよ!)外に出る。ここの従業員もとても気さくでフレンドリー。声をかけられるのもすっかり慣れてこちらもちょっと挨拶を返せるようになってきた。
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帆かけ船にのりナイル川に繰り出す。船を操るのはヌビア人の親子かな?大人二人に子供一人。この子がまたすっごく可愛いの!モハメッド君11歳。でももっと下かと思った。目が大きくてしっかりして本当に可愛らしい。どんな美少年になるか楽しみと思うくらい可愛い。
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ここではみんなで歌って輪になって踊りました。しらふでこんなことするなんて!だけどとても楽しかった!ここでちょいと事件発生。事件といっても見てただけなんだけど、小さな小さな箱のような船で子供達が船に寄ってきて歌を歌ってお金をもらうことがあるそう。最初に近づいてきた子供の船はガブリさんが現地の言葉でおっぱらってくれたのですが、今回の小さな3人の子供が乗った小さな船はモハメッド君がおっぱらってくれました。その時ちょっと激しい言い合いになり、船に乗っていた男の子がこっちは武器があるんだぞ!とばかりに半分に切ったペットボトルに水を入れてモハメッド君にかける素振りを見せたのです。モハメッド君はそれに負けず勇敢におっぱらってくれたのだけどカッコよかったー!このときチップをあげなきゃ、と思ったのだけどこういうことに慣れてないのでどういうタイミングでつかませればいいかわからず渡せず。船を下りるときほかの人がチップをあげていて、私らも、と思ったのだけどなんだか渡せなかった。あの勇敢なモハメッド君にあげたかったのだけど、私らってダメだな。
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船に戻り、また夕食まで自由時間。今度は隣のオールドカタラクトまで行ってみました。既に行った女の子に場所を聞いていざ出陣!実際にアガサ・クリスティが泊まった部屋は今はスイートルームになっているのだそう。
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ここで「ナイルに死す」を執筆したのかな?最終的に書き上げたのはイギリスに戻ってからだそうだけど、ああとても広い部屋。内装も素敵です。左の写真の奥にはバスルームがあるのですがこれがまた総大理石でめちゃめちゃ広い!!
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部屋のドアは開いており自由に中に入れました。一応ドアの外にいた人に断って入ったのですが、何故かついてくる。これは説明してバクシーシをもらおうと思ってるのか?いつの間にか2人に増えている!
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なんだか怖くなってきて全部の部屋に入らず早々に引き上げました。ああ根性のない私達。
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先にいった女の子達にエレベータがすごいとは聞きましたが本当にすごい。冷蔵庫のようにぱかっと開け、降りるときはドアは押すのです。
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オールドカタラクトの内装はどれもこれも素敵でした。落ち着いてておしゃれで、古いのだけどそれがまたよくて。私達はニューカタラクトに泊まったのですが、新しいだけあって機能はきっとよいのだろうし不満はなかったけれどでもオールドカタラクトを見た後ではため息出ちゃいました。
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それにしても長い一日だった。
夜景は結構綺麗。このままスークに出てもよかったけれど夫がとても眠そうだったので断念。
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昼間アブシンベルを見て感動したけれど、その前はピラミッド見て感動して圧倒されてたっけ。もっと一箇所、一箇所をゆっくり回ってみたいなぁ。次回来た時はクルーズもいいなぁ・・・と次回のことまで考えてしまった。
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ベッドがちょっと乱れてるのはお昼寝したから。ああ眠い。だけど明日の朝はゆっくりできる。
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テレビはここは日本の放送は入らなかった。カイロだけかな?テレビ大好きの夫はわけのわからないドラマのような映画のような番組を見てげらげら笑ったりして楽しんでいた。私はベランダに出て夜景や風景を楽しむ。テレビの手前の携帯は私の携帯。通話などはできないけれど電卓代わり、目覚まし代わりに大活躍でした。それにしてもこのスイッチ!
これで長い一日はおしまい。明日はルクソールに移動よ!