エジプトTop日程荷物/【1】/-2--3--4--5--6--7--8-




◆◇◆ 1日め/自宅〜関空〜カイロ空港〜ギザ ◆◇◆

朝10時に自宅発。
新大阪からは久しぶりのはるかに乗って関空へ。
はるかにも関空にも前回北海道に行ったきり。
本当に久しぶりだわ〜〜。
変圧器を借りて、準備万端だぞ!




関空にて。

シャトルバスを降りたところ。
11時過ぎから受付開始。
本当は集合時間が12時前だったのだけれど、搭乗手続きを個人ですることになったことから早く行ってよい席を確保するために早く家を出た。
がしかーし、結局窓際はGETできず。(TT)
うぇーん。希望の席を言うどころか、否応ナシに「はいココ」と決められる。
この時点でだいぶんブルーになる私。
友人に電話で涙の訴え。慰められるが諦められず。でも仕方ない。
シャトルバスで飛行機まで行く。

飛行機の窓から、隣の飛行機を。

私達の乗る飛行機の翼のホルスくん。
しかしここでラッキーなことが!!
同様に否応ナシに「はい喫煙席」と言われた同じツアーの人が「禁煙席にして〜」と添乗員さんに泣き付いた模様。
背の高いかっちょいい添乗員さんが「断ってもいいんです、でももし喫煙席に移ってもらえれば・・・」と私と旦那のところにやってきた。
これはもしかして窓際にいけるかも!!勿論即答「移ります!」
私は吸わないんだけど。
降ってわいた幸運。こりゃ幸先いいぞ〜。
さっき涙で訴えた友人にはこの変更と幸せをもう時間の余裕がなくて伝えられないけれど、窓からホルスくん(エジプト航空のシンボル。天空の神様)が見える。
頼むよ、ホルスくん。私をエジプトまで無事運んでね。

パスポートの番号を移しながら入国カード記入。

機内食!
機内で入国カードを書く。
うすくピラミッドの絵が印刷してある。行くんだ、行くんだ。
一時間ほどで機内食。
うふふふふ、待ってました!!
味は・・・まぁまぁ。甘そうな和菓子もついている。和食じゃん。
旦那は当然和菓子まで食べる。
ああ、お空での食事。いいねぇいいねぇ。こういうの大好き。
空の上で、食べながら、窓の外見て、何か飲んで。といってもアルコールなしのエジプト航空はちょとつらい。

地上はゴビ砂漠。

広い、広いゴビ砂漠。
4時ころ映画が始まる。シェードを下ろすよう言われるが下半分はあけておく。
映画は字幕がアラビア語。・・・おーい。
斜め前を常に見続けてると首が痛くなる。首が半分壊れてる私にはつらいことなので映画は捨てて本を読んだり、窓の外を見たり。
飛行機はゴビ砂漠の上を飛んでいる。
驚くほど広く、果てしなく見える。

もうすぐ、日没。

最後の光。
だんだん日没に近づく。
日本時間の19:45、日没。
普段なら殆ど目にしない、気にもしない日没。
優しい光。しばらく見惚れる。

まだ明るい空。

おやつ。
日が沈んでも、西に向かって飛んでいるからか全然暗くならない。
しばし青とオレンジとのグラデーションを眺めていたらおやつの時間。
わお!旦那勿論大喜び。こりゃウマイ。

エジプトの夜景。

郊外だから夜景も散らばってる。
結局私は一睡もしないままエジプトに近づく。
着けばすぐ寝るんだから大丈夫、大丈夫。
本も読破し、あとは着陸を待つだけ!

もうすぐ空港。

メナハウスオベロイ。
空港近くになるとさすがに明るい。
でも明かりはオレンジ。エジプト時間で8:45、到着。
関空でもらった旅行の注意書に書いてあったことで不思議なことがあった。
「空港にはたくさんの人がいます。でもひるまないでください」。
たくさん?ひるむ?わからない。
たくさんいたからって、何故ひるむの?人込みには慣れてるしひるむなんて考えられないんだけどなぁ、と思いつつ、タラップを降り、バスに乗り空港内に入る。薄暗い空港。入国審査も終わり、なかなか出てこない荷物を待ちながら両替をして、やっと「それではホテルに行きまーす。ひるまないでついてきてくださーい」と添乗員さんの声。
空港を出た途端、わかった。
何十人という人が、出てくる私達旅行者を待ち構えていた。私が慣れていたのはそれぞれめいめいの方向を見てめいめいの目的を持った人込み。でもここは人数こそそれに比べて少ないとはいえ一斉に見つめて声をかけてくる集団が待っていたのだ。
時々片言の日本語をまじえながら一斉に声をかけられたりじーっと見られたりする。そしてその顔は。
”アキオがいっぱい”
(わかる人だけ笑ってください)
あっちもこっちもアキオだらけだよ〜、とつぶやきながらバスまで歩く。
そこは駐車場になっていて一般の人の車もたくさん停まっていた。その殆どの車はどこかへこんでおり、埃だらけだった。
バスには警察官も同乗する。ひえー。治安は悪くはないがやっぱり色々あったからねぇ。でもこりゃ安心だ。
バスは市内を走っていく。街はまだどこも明るくお店も開いている。40分ほどで宿泊するメナハウスオベロイへ到着。
もと王宮で、ピラミッドのすぐ近くのホテル。11時、部屋に入る。

5ツ星だけど歯ブラシもスリッパもない〜。

クローゼット。
ホテルに入るにはX線の検査がある。
本館と、宿泊用の別館があり、本館でまず受付。
ちょっと歩いて別館の部屋へ。部屋は広くて、快適、快適。残念ながらピラミッドビューではないけれど、でもまぁヨシ。
ここは1869年創業の老舗。ヨーロッパの王族や20世紀を代表する有名人が泊まったり国際会議も行われることがあるらしい。今回の旅行で泊まったところでは部屋もバスルームも一番広く、枕もひとつのベッドにふかふかのが2つ。他のホテルでは1つでした。

テレビの横の荷物置き。

入り口とベッド。
明日の朝は6:45にモーニングコール。飛行機では全然寝てないので眠いったらありゃしない。
明日はピラミッド。さぁ、寝よう!



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